美容室で2万円かけてイメチェン

大学時代の話です。

全くモテなかった僕は、何かモテるための方法を探していました。

そのときに辿り着いた考え。


(よし、髪型を変えよう!)


本気で思い立った場合は行動が素早い僕。

まずはヘアカタログ雑誌を購入します。
(「smart HEAD」か「CHOKI CHOKI」だったと記憶しています。)

雑誌を隅から隅まで読み、自分の理想の髪型を探します。

その中に、1つ目に留まった髪型がありました。
茶髪で少しウェーブがかかっていて、すっきりしたキムタクみたいな感じ。

雑誌にはご丁寧に、担当した美容室の名前と、スタイリストまで載っていました。


僕は早速、そのお店に電話をかけます。
そして、スタイリストHIROさん(雑誌に載っていた人)の指名までしてしまいました。

美容室初体験

美容室の初体験はすごく緊張しました。

場所は表参道。原宿駅から竹下通りを突っ切って向かいます。

(人が多い!こんなところ、修学旅行以来だよ~)

早めに家を出たおかげで、なんとか予約時間までにお店に辿り着きました。

が、入る勇気が出ない。

結局店の前を3往復した後、勇気を振り絞ってお店に飛び込みました。


店内の印象はやはり、オシャレ

当たり前ですね。
僕は何がオシャレかわかっていない状態ですが、なんとなくオシャレなことはわかります。


受付をすませてしばらく待つと、僕の前にHIROさんが現れました。

HIROさん「どうも~。来店ありがとうございます。初めてだよね?」

ひろし「は、はい!そうです。よろしくお願いします。」

(ヤバい。雑誌に載っていた顔と同じだ。カリスマ美容師だ。)


HIROさんには当然、雑誌で見た髪型をそのままリクエストする。


ひろし「この髪型がすごくカッコイイと思って、同じようにしてもらいたいんですけど。
    僕の顔の形でも大丈夫ですかね?」

HIROさん「うん、大丈夫だよ。カッコよくしますね!」


HIROさんは自信に溢れて堂々としており、力強く言い切ってくれるのがすごく頼もしかった。


カット+カラー+パーマ」というフルセットでお願いすることになりました。

パーマは人生初です。

天然パーマはとてもダサい印象だが、僕がパーマなんかやって大丈夫だろうか。
あれはカッコイイ人にしか似あわないんじゃないだろうか。

少し不安はありましたが、僕はHIROさんを信じることにしました。


(2時間後)


そこには茶髪にパーマをかけた、最新ヘアーのひろしがいました。

自分で見た第一印象は、思っていた程はカッコよくなりませんでした(笑)
モデルのイケメンと顔が違うからでしょうか。

でも、オシャレさは伝わってきます。

そしてあのHIROさんが、「カッコイイですよ」と言ってくれています。

ひとまず、失敗はしていないはずです。

かかった費用

そしてお会計。

ビックリしました。

合計金額は20000円
(もう少し高かったと思いますが、正確な金額は覚えていません。)

カット・カラー・パーマに指名料もかかっているので、こんなものでしょうか。
しかも、日本国内でも最もオシャレなお店の一つですしね。

必要な投資だと割り切り、僕は支払いを済ませました。

髪型の評判

翌日、僕は緊張しながら大学に向かいます。

周りの友達に何も言っていなかったので、突然のイメチェンをどう受け止められるか・・・。

教室に入り、適当な席に座ります。
同じ講義を受けている友達は数人います。

(僕に気付いているだろうか。何て思われてるんだろう。
 ヤバい、間が持たない。早く話しかけてくれ・・・。)


しばらくして、友人の一人が話しかけてくれました。


友人「いきなりどうしたの?笑」

ひろし「いやー、イメチェンしようと思って。」

友人「まじか~、大学デビューだね。」


カッコイイというセリフは出ませんでした。

ただ、カッコ悪いというセリフも出て来ませんでした。


その後、僕の大学でのあだ名が「ヒロビッシュ」になりました。

当時のダルビッシュと似た髪型だったからです。

yahoo知恵袋より


でも、この髪型にしてから、
初対面の人で何人か「イケメン」と言ってくれることがありました。

前の髪型で生きていた20年間、そんなことは一言も言われたことはありませんでした。

結論

髪型で雰囲気イケメンは作れます。

少しでもモテる可能性があがるのであれば、多少高くても、
カリスマ美容師に髪型を作ってもらうというのもアリではないでしょうか。

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