嫌いになんかなれない。一度愛した人なのだから。
引っ越しに備えてキッチン周りの整理をしていたときの話です。
出るわ出るわ、大量にキッチン関連の収納グッズが発見されました。
これ全部、婚約破棄女が買ってきて組み立てて設置していたものです。
僕はその存在すら知らなかったものもありました。
これを見て涙が溢れてきました。
(彼女はどういう気持ちでこの作業をしていたのだろう・・・?)
料理が好きで、収納グッズも大好きな彼女なので、新しい住まいで新生活に向けた準備をワクワクしながら進めていたのだと思います。それ自体は全く問題ありません。
問題なのはそのことに僕が気付かず、共感もしてあげられなかったところ。
もしかしたら彼女は少し、寂しかったかも知れません。
「おお、すごく綺麗に収納しているね。」
「さすが家事スキルが高い!」
こんな声をかけてほしかったのかも知れません。
あるいは、「ここはこのグッズを使うともっと良いかも 。」と、一緒に色々と楽しみたかったのかも知れません。
もちろんこれは思い過ごしで、彼女は特にそんなことを気にしていなかった可能性もあります。
でも、婚約破棄をされた今となってはどうしても思ってしまうのです。
あの時、もっと違う対応を取れていれば、こんな結末にはならなかったのではないかと。
自分はあまりに無頓着過ぎたのではないだろうかと・・・。
こんなことを言うと、「ひろし、お前は結局婚約破棄女のことをどう思っているんだ。こんな記事を書いていたじゃないか。」と思われるかもしれません。
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立つ鳥跡を濁しまくる婚約破棄女
もちろん僕は、 婚約破棄をされてからの、彼女の一連の態度・行動には腹が立っています。
「ここまでひどい仕打ちをしなくてもいいじゃないか」と怒りの気持ちが湧いてきます。
でも!
本気で愛し、死ぬまで一緒に歩んでいきたいと思った女性です。
どうしたって、嫌いにはなれません。婚約破棄をされてもです。
出来ることならあのまま、最後まで平穏に暮らして行きたかった・・・。
おばあちゃんとおじいちゃんになって、死ぬまで一緒に。
少しとりとめのない内容になってしまいましたが、引っ越し作業の中でブルーになってしまった、僕の気持ちです。
早くお互いがお互いのことを完全に忘れて、別の人と幸せな人生を歩けるようになってほしいと、心から願います。
ひろし
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