空手女子高生るな(14):プラチナチケット
季節はすっかり秋になっていた。
秋といえば学園祭の季節。
るなちゃんも学園祭の準備で忙しいらしい。
(女子高の学園祭か~。どこを見ても女子高生がいるんだよな。
それって男は親とか兄弟しか入れないところもあるとか、漫画で読んだなー。
絶対楽しいだろうな。)
こんなチャンス、最初で最後かもしれない。
僕は、ダメ元でるなちゃんにお願いしてみた。
ひろし「学園祭行ってみたいんだけど、チケット手に入らない?」
るなちゃん「え、来たいの?笑
う~ん、手に入らなくはないかもしれないけど、何枚欲しいの?」
ひろし「ちょっと大学の友達にも聞いてみる。行きたいやついっぱいいると思うから。」
るなちゃんのこういうフットワークの軽さ、親身に対応してくれるところが好きだ。
翌日、東京大学内で友達に声を掛けてみる。
名門のお嬢様女子高の文化祭。
しかも、チケット制だから、知り合いがいないと絶対に手に入らない。
興味のない男がいるわけない!
こうして、僕を含めて3名のロリコンが集まった。
るなちゃんにメールで人数を伝える。
るなちゃんメール「わかった。聞いてみるね(^^)」
そしてるなちゃんはきっちり3枚、チケットを入手してくれた。
本当に出来る子だ。
心躍るイベントへの参加が決定した。
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