ガッキー似美人教師さゆり(21):夢のような時間
最初に乗ったのは、「ガジェットのゴーゴーコースター」。
子供向けだが、入り口から比較的近かったのと、待ち時間が短かったことで選んだ。
待ち時間中の会話は、沈黙することもなくスムーズに話せたと思う。
・さゆりさんは意外にアニメが好き(なんと「シティハンター」が好き)
・チップとデールの見分け方は「チョコチップ食べて鼻血デール」なんだよ
さゆりさんはそんなことを話してくれた。
その後も順調にアトラクションをこなしていく二人。
(休日なので待ち時間が多かったが、僕は全く苦痛ではなかった。)
キャッスルカルーセル(メリーゴーランド)、スペース・マウンテン、ビッグサンダー・マウンテン・・・。
ウエスタンリバー鉄道に乗っているとき、園内にいる人に向かって満面の笑みで手を振るさゆりさんが、やけにかわいかった。
こんな幸せが、僕にも訪れるなんて 。
さゆりさんのおかげで、僕は夢のような時間を過ごしていた。
気付くと、時間は午後1時を回っていた。(楽しい時間は過ぎるのが速い。)
次はどのアトラクションに乗ろうかと、園内を散策していた僕たちはちょうど、プーさんのハニーハントの前を通りかかった。僕の事前のリサーチによると、女性からとても人気のあるアトラクションらしい。
(よしっ。これにしよう。)
そう思って待ち時間を確認すると、何と3時間以上。
さすがに3時間待ちは厳しい。(時間的にもそうだが、2月なので予想以上に寒かった。)
それならばファストパスを取ろうかと見てみると、今から取っても乗れるのは19時台のようだ。
(う~ん、そうするとパレードが見れなくなっちゃうな。)
悩んだ僕は、さゆりさんの意見を尊重しようと思い、さゆりさんに質問した。
ひろし「プーさんのハニーハントのファストパス取ろうか。それとも、パレード見たい?」
このとき僕は、夢にも思っていなかった。
気軽に聞いたこの質問に対して、まさかあんな答えが返ってくるとは・・・。
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