「ひじき煮」を購入して感じる老い・男としての限界
本日、スーパーで予定外の買い物をしてしまいました。
本当はこんなものを買うつもりじゃなかった。
僕の目的は鶏もも肉だったのです。
総菜コーナーなんか見なければ良かったのに。。。
僕が買った商品がこちら。
「ひじき煮」と「ほうれん草のごまあえ」です。
ふと目にした途端、「食べたい」という気持ちが沸々と湧いて来ました。
買おうかどうか迷いながらスーパーを2周ぐるりとした後で、我慢できずに買い物かごに放り込んでしまいました。なんなら、「きんぴらごぼう」まで追加しそうな勢いでしたが、さすがに強い精神力で自重しました。
普段は身体に良い食べ物といえば、カットキャベツくらいしか食べていない僕なのですが。
・・・これって、おじいちゃんの食べ物じゃないですか?
いつからでしょうか。恐らく、5年前ぐらいには、「ひじき美味ぇ~!」と思うようになりました。
それと同時に、自分の「男らしさ」「若さ」というものが失われていることを感じました。
だって、若い男と言えば「肉」でしょう。
育ち盛り・食べ盛りの男子高校生が「ひじき美味ぇ~」と言っているところなんて想像出来ません。
いやもちろん、好きな若者もいるでしょう。でも、自分のお小遣いをはたいて「ひじき煮」や「ほうれん草のごまあえ」を購入しようとする中高生がいるのかなぁ。
少なくとも昔の僕は、ひじき煮もほうれん草のごまあえも嫌いでした。子どもの頃、食卓に並ぶと「うわぁ、嫌だなぁ」と感じました。
それがまさか、お金を出して購入するようになるとは。
気持ちとは裏腹に、僕の食べ物の好み、身体が求めるものは「おっさん化」しているということでしょう。
最近はちょっと違うかもしれませんが、昔は30代半ばと言ったら、子どもがいるのが普通ですからね。
日々確実に、男としての価値が下がっています。まだギリギリ、価値が残っているうちに、早く結婚をしないと取り返しがつかないことになってしまう・・・。
まさか、ひじきのせいで老いを感じることになってしまうとは・・・。
ひろし
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