空手女子高生るな(3):JKが後輩に!?
その日の僕も、いつも通りやる気に満ちて空手教室のドアを開けた。
(頑張って早く黒帯になりたい!)
準備運動をしているとき、太郎さんが話しかけてきた。
太郎さん「今日、体験教室の子が来るよ。高校生の女の子。」
ひろし「へぇ~、そうですか。」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・!?
(えっ!?てことは女子高生?やばい。どんな子が来るんだろう。)
僕は太郎さんに対して平静を装いながらも、心は一瞬で高鳴った。
そして、その子がやって来た。
るな「はじめまして!大塚るなと言います。今日はよろしくお願いします!」
(か、かわいい!)
るなちゃんは期待以上にかわいかった。
丸顔で、関根麻里をもっとかわいくした感じだろうか。
僕は一瞬で惚れた。
彼女は高校一年生らしい。
うん、犯罪だ。
でも、ちょっと待って欲しい。
僕は当時大学三年生。つまり、20歳だ。
20歳と15歳なら、ギリギリアウトではない気がする。
別の言い方をすると、大学生と高校生。
付き合っているケースなんてザラにある。
(肉体関係があった上でこじれた場合、大学生が逮捕されるケースもある。)
るなちゃんと、なんとか仲良くなりたい。
出会って3秒で、僕はそう思った。
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▼るなさん編第一話
空手女子高生るな(1):中二病
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