ガッキー似美人教師さゆり(20):夢の国
ついに来たディズニーランドデート当日。
あまり眠れずに朝を迎えた。
さゆりさんとの待合せ時間は午前9時。
(今思うと、ちょっと早い時間に設定し過ぎですね。でも出来るだけ長く一緒にいたかった。)
にも関わらず、僕は朝8時には舞浜駅に到着していた。
さゆりさんを待たせるわけにはいかないというのもあるが、もちろん別の理由もあった。
それは、金券ショップで買ったチケットを入場券に引き換えること。
当時、僕の買ったチケットは、ランドorシーの窓口での引換えが必要だった。
さゆりさんが来る前に引き換えて時間を短縮すると共に、引換え前のチケットを見られることで金券ショップで買ったとバレることも防げる。一石二鳥の作戦だ。
(チケットは「先輩からもらった」ということが重要!多分バレることはないハズだが、どこから足がつくかわからないので、念のため。)
引換え自体はほとんど並ぶこともなく、一瞬で終わった。
後はさゆりさんを待つだけだ。
張り切って早く来すぎたので、結構な時間待つことになったが、辛くはなかった。
さゆりさんとデート出来る喜びで、ワクワクしながらさゆりさんの到着を待った。
(30分後)
さゆりさんから「舞浜に着きました!」というメールが届いた。
僕も「〇〇付近にいます!」と返信し、必死にさゆりさんを探した。
人混みの中にさゆりさんらしき女性を見つけると、向こうも気付いたようで、こちらに向かって来た。
こうして、待ち合わせも無事に終了。(さすがに会うのが3回目ともなると余裕!)
そして、さゆりさんは今日もとってもかわいい!
さゆりさんは、何やらネックストラップみたいなものを首から下げていた。
小学生のときに買ったパスポートケースを持ってきたそうだ。
子どもの頃のアイテムを大事に取っているところも、それを付けてくるところもかわいい。
(今日は人生で最良の日になる)
そう確信しながら、僕はさゆりさんと一緒にランドの入り口に向かった。
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