生涯唯一のナンパ、美少女店員まゆ(5):攻防

2019年11月17日

ひろし「あっ、あの~。」

(まゆさん、こちらを見る。)

ひろし「僕すぐそこの会社で働いてるんですけど・・・。」

まゆさん「はっ、はい?(困惑)」

ひろし「前からかわいいなって気になってて、、、良かったら連絡下さい。」

ここで名刺を差し出す。

まゆさん「・・・あ、ありがとうございます。」

ひろし「それじゃあ。」

足早にドンキを出る。



時間にして数十秒だろう。しかし僕には本当に長く感じた。


やった。やってやった。
とにもかくにも、自分の思いを伝えることは出来た。
後は野となれ山となれ、だ。

僕はこれまでにない充実感を覚えながら、会社に戻っていった。


まゆさんの反応は、正直わからない。
誰だっていきなり名刺を渡されたらああいうリアクションしか出来ないだろう。

これで少しでも興味を持ってくれれば連絡をもらえるし、
キモイと思われたら連絡が来ないだけだ。


その夜、僕は会社の人と祝杯をあげた。
正確にはただの飲み会だったが、まゆさんをナンパした話で大いに盛り上がった。

飲み会も終わった23時頃、携帯をチェックする。

まゆさんからの連絡は、まだ来ていない。


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生涯唯一のナンパ、美少女店員まゆ(1):ドンキでドキドキ
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