ガッキー似美人教師さゆり(13):めげない男

2020年2月9日

さゆりさんとの忍者屋敷イベントは悲惨な結末となった。

だが、僕はまだまださゆりさんを諦めていなかった。
非モテで鍛えられたあきらめの悪さは並大抵ではない。

ましてや今回は、「ひろしさんは二番目です。」という宣言までされている。
(酔っ払っていたので真意は不明だが、少なくとも悪くは思われていないはず。)

僕はさゆりさんをデートに誘うことにした。
しかも、次は二人きりで会いたい。

さっそく、ネットで「デート」について色々と調べてみる。
その結果、2人きりでの初デートに最適だと言われるデートスポットを見つけた。

それは、映画館

ネットのモテ情報によると、映画館デートの利点は下記の通り。

映画を観ている間は話さなくても良い
映画を観終わった後は、映画について話せば良いので会話に困らない

これだ!
この情報に乗らない手はない。

では、次に調べるべきは何の映画が良いか。

僕が辿り着いた答えは「カールじいさんの空飛ぶ家

カールじいさんの空飛ぶ家』(カールじいさんのそらとぶいえ、原題: Up)は、ピクサー・アニメーション・スタジオが製作した2009年公開のアニメ映画である。ピクサー初のディズニーデジタル3-D版も同時公開された。

wikipedia「 カールじいさんの空飛ぶ家」より

さゆりさんは漫画やアニメも好きと言う情報は仕入れていたし、ピクサーアニメであれば、日本のアニメよりアタリ外れ(好みか好みじゃないかも含めて)が少ないと思う。

そして、3D映画というのも魅力的だ。
当時、アバターを皮切りに3D映画が上映され始めた頃だった。
さゆりさんがまだ3D映画を体験していなければ、物珍しさで観てみたいと考える可能性も高い。

僕にしては、なかなか計算されたプランだ。

ひろし「良かったら今度、映画でも行かない?
   『カールじいさんの空飛ぶ家 』 を観てみたいんだけど。」

僕はいつもより、やや自信を持ってさゆりさんにお誘いのメールを送った。

さて、さゆりさんからどのような返答が返って来るだろうか・・・。


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