ガッキー似美人教師さゆり(27):事前準備
お店は無事に決まった。
では、次に僕がすべきことは何か。
考えたのは次の3つ。
(1)髪の毛を切る
(2)卒業祝いのプレゼントを買う
(3)新宿駅からお店(卯乃家)までのルートを下見する
順に説明しよう。
髪の毛を切る
まあこれは説明不要だろう。
女の子とデートするのに、ボサボサの不潔な髪で行くわけにはいかない。
僕は大学時代からお世話になっている表参道のHIROさんを指名し、髪をスッキリと整えた。
この爽やかなヘアスタイルは、さゆりさんに好印象を与えるだろう。
卒業祝いのプレゼントを買う
「卒業祝いしよう。」と誘ったからには、プレゼントを買うのは義務だと思う。
ここで社会人の懐の深さ(2重の意味で)を見せつければ、さゆりさんも感激すること間違いなし。
僕は何でも売っているとてもオシャレなお店、「東急ハンズ」を訪れた。
1時間程物色して、最終的に選んだのは、小型のスピーカー。
↓イメージ。
なぜこのチョイスをしたかは良くわからない。
恐らく、「GARNET CROWが好き」という話題に引きずられていたのだと思う。
「なぜこれ?」とは思うが、まあ悪くもなかったのではないだろうか。
ちなみに僕は大学時代、30代後半の女性に、ドンキで買ったリラックマのタオルをプレゼントした前科がある。
当時インターンをしていた会社の近くに、社員行きつけの居酒屋があった。
そこの看板女性が仕事を辞めて地元に帰るということになった。
そのとき、インターン先の社長に、「これで花とプレゼントを買ってこい。」とお金を渡された結果のチョイスである。
この頃から比べると、まだ成長した方だろう。
新宿駅からお店(卯乃家)までのルートを下見する
最後に大事なのが、お店までのルートを確認すること。
僕は新宿の土地勘がない上に、卯乃家までは少し歩く。
結局、デートの前々日に1人で、前日に心配した会社の先輩達と3人で、計2回の下見を行った。
ここまでやれば、方向音痴の僕でもさすがに大丈夫だ。
これで準備は万端。
自信を持った僕は、「ここで告白してやる!」という覚悟を持って、当日を迎えた。
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