空手女子高生るな(24):残酷な通知 [エピローグ]
るなちゃんとのメッセージが途絶えてから、既に4年も経っていた。
空手教室で初めて会ってから、通算で11年。
なんという時間の経ち方だろう・・・。
その日、何気なくFacebookのタイムラインを眺め ...
空手女子高生るな(23):見逃し三振 [エピローグ]
過去の話には触れられないものの、るなちゃんとは細々とメッセージを続けていた。
そんな中で、思いもよらぬ良い流れが・・・。
ひろし「オレももう20代後半だよ。」
るなちゃん「すごい!お互い年取っちゃい ...
空手女子高生るな(22):聞けない真相 [エピローグ]
時間は午前0時48分。
僕がベッドで漫画を読んでいると、スマホがブルっと震えた。
僕は腹筋を使って光の速さで起き上がり、スマホを覗く。
ビンゴ!!
るなちゃんから返信メッセージが届いた。 ...
空手女子高生るな(21):アルコール [エピローグ]
やってしまった・・・。
あれだけ必死に自制していたのに・・・。
お酒の力って恐ろしい・・・。
そう、酒に酔っ払った僕は、
勢いでるなちゃんにFacebookの友達申請を送ってしまった。
空手女子高生るな(20):7年 [エピローグ]
るなちゃんとの永遠の別れから、7年の歳月が経っていた。
当時東大生だった僕は、すっかりただのサラリーマンになっていた。
空手の道着なんて、とうの昔に捨ててしまった。
あの頃と変わらないのは、彼女がい ...
空手女子高生るな(19):抜け殻
空手教室にるなちゃんが来なくなってからというもの、僕はすっかりやる気を失ってしまった。
内発的動機づけと外発的動機づけの話を覚えているだろうか。
るなちゃんという、外部から与えられる報酬を失った僕は、
空手女子高生るな(18):音信不通
文化祭であらぬ誤解を招いてから3週間が経った。
その間、るなちゃんは空手教室に顔を出さなかった。一回も。
太郎さんが僕に言う。
太郎「大塚さん(るなちゃんのこと)、どうしたんだろうね。
...
空手女子高生るな(17):勘違いするブス
残された僕は、時間を持て余した。
ブラブラと学校内の敷地を歩き回ってみたが、20分もすればやることがなくなってしまう。
1人で教室を覗く元気もない。
仕方なく僕は、噴水のある中庭で壁に持たれかけながら、 ...
空手女子高生るな(16):潜入!秘密の花園
ついに決行の日がやってきた。
るなちゃんのいる、名門お嬢様女子高の文化祭への参加!
しかも、るなちゃんにも会える!(こっちの方が重要!)
東京大学から選抜された勇者3人(勇者と書いてヘンタイと読む) ...
空手女子高生るな(15):闇取引
僕は夜道を自転車で疾走していた。
るなちゃんから、学園祭のチケットを受け取るためだ。
空手教室で受け渡すチャンスがなかったため、
るなちゃんの家の最寄り駅まで行き、そこでチケットをもらう手筈になっていた ...
空手女子高生るな(14):プラチナチケット
季節はすっかり秋になっていた。
秋といえば学園祭の季節。
るなちゃんも学園祭の準備で忙しいらしい。
(女子高の学園祭か~。どこを見ても女子高生がいるんだよな。
それって男は親とか兄弟しか入 ...
空手女子高生るな(13):るなちゃん、カムバック
あまりにもあっさりとした結末だった。
るなちゃんが、例のチャラ男と別れたらしい。
るなちゃんに寄ると、顛末はこうだ。
・るなちゃんがチャラ男の家で勉強していた(夏休みの宿題?)
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